JALの構造的問題

こんばんは。昨日も小松空港自衛隊機が着陸態勢に入っているのにJAL機が滑走路に出てしまいましたね。で停止線が暗くて気がつかなかったって。。。暗ければ滑走路は明々としているので嫌でも。。。と思うのですが。。。

私は中学まではパイロットになりたかったので(動機は不純-仮性近視でGive up!)
飛行機や乗り物は好きです。

下は前の新千歳の時に自分のBBSに書いたものです。ちょっと古いですがこのあとすぐにあたごの問題が出て忘れ去られましたね。(笑)

こんばんは。先ほど家で焼酎蕎麦湯割りを飲んでいたらニュースでJALの千歳空港での離陸問題をやっていました。滑走路上にまだ飛行機(JAL)がいるにも関わらず機長の判断で発進して管制官からストップがかかり500m走って止まったようです。

これは事故にならなかったのですが相当な問題を持っていますし同じような実例はあります。1977年のカナリヤ諸島のジャンボ同士の衝突事故です。コックピット内の自分はプロの中のプロで判断は自分がやるという機長の驕りが副操縦士やその他の意見を取り入れない空気にかなりの部分の原因があります。最終権限の問題です。

事故にならなかったから良かったものの私は会社の体質やこういうのが続くとそのうち管制官が最終ボタンを押さないと飛行機側ではどんなにやっても一切オペレーションができないという子供の使い状態になるかもしれません。もっとも管制官側も前のニアミス状態で結局は最後は人間の判断ではなく安全装置をハズさせなくシステムが機械的に2重3重のセンサーによって判断する時代が来るかもしれません。

これは先週に読み終わった失敗は予測できる(URL参照に詳しく述べています)に同じ事例がが書かれています。失敗学の権威の畑村さんのお弟子さんです。多分機長は早くに東京に戻りたかったというインセンティブが働いていたのではと思っています。これはこれから判ると思います。カナリヤ諸島のテロ騒動で遅れていて霧が濃かったのと今回は吹雪で視界が悪かったのと予定時間を50分遅れていたのとまったく状況が似ています。

で今日はブログ化しているので書こうと思って(たくさんUpしたので)書かなかったのに2000年くらいのシンガポール航空の事故があります。これは本当に今日昼に書こうと思っていたのです。

私は2000年くらいにしょっちゅうシンガポールとマレーシアに出張していました。でユナイテッドのマイレージOnlyだったのでたまにはスターアライアンスでとスッチーの制服がボデコンのシンガポール航空に一回乗ったことがあります。でアルコールのお代わりの段取りが非常に悪く(そんなにピークでもなかった)で別のCAに頼んでも同じようでした。それでこの裏には何か会社の問題みたいなものが潜んでいるなあと思ってそれから乗るのを一切止めました。その後何ヶ月かしてシンガポール航空は滑走路を間違えて飛行機が墜落してしまいました。本当です。

アメリカは悲惨なことも沢山起こりますがこういう危機管理は進んでいると思っています。
何故なら自分の身に現実的に起こる確率が高いからです。

JALはやはり問題を相当はらんでいると思います。
ボンバルディアもまた落ちましたね。。。厳しいと思います。

でも人間他の事例には頭は働くのですが肝心な自分のことはわからない(爆)
でも少しづつ解ってきましたよん♪
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AF%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6