親切な自転車乗りの方がいて助かったお話。。。Dualモードな(Duplex or Multiple)人生が羨ましい。。。

今日はショッキングな事が2つありました。

天気が良いので今日もロード(チャリ)を漕いできました。で昨晩はいろいろあり今日はスタートが遅れました。
いつもは朝早くから自宅を出発して危ないながらも国道14号で市川・江戸川まで行きそこから江戸川サイクリングロードを北上往復するというコースを取っています。多いと往復100kmくらい走ります。しかし今日はスタートが遅かったのと国道はやはり危ないので車に載せて江戸川の河川敷まで行きそこから乗り始めました。準備運動をキチンとして。。。

で40分弱走った頃でしょうか。。。いきなり後ろのタイアの空気がなくなって。。。で見る見る間に空気が抜けて空気口のところがガタンガタンと言っています。ああこれはパンクだなあと。。。途中に河川工事でサイクリングロードが一箇所だけ通行止めで舗装をしていない石ころのところがあったのでそれなのでしょうか。。。下りて通るんだったと後悔しました。といっても後の祭り(爆)でこれでは満足に走れないし、なによりリムを傷めて歪めたら高いものについてしまう。。。仕方がないので歩いて押して帰ることにしました。
レース用のタイヤはチューブラーというチューブのないそのままリムにチューブタイヤを張り付けた物を使いますがパンクをしたらリムごと変えたりしますのでカーボンコンポジットやら何やらですと軽く10万以上します。ですのでそういうレーサーでも練習用はチューブの交換が簡単でコストのかからないクリンチャー(別名ワイヤードオンW/O)というのを使うことが多いです。勿論私のはW/Oです。

しかしロードに乗り始めて6ヶ月の私は(クロスは9年乗っていても1回もパンクしていない)始めての経験なので予備のチューブや工具や空気入れを持っていません。これも熟練者に言わせると無謀かもしれません。結構細身なので結構な確率でパンクするのです。しかし押して歩いて戻ろうにも時速25-30km/hで走ってきたので車まで15kmあるとサイクルコンピュータは教えてくれます。で押している速度は時速5km。。。これじゃああと3時間はかかってしまう。。。17時で河川敷のゲートが有無を言わさず閉まってしまうのでもし過ぎたら明日の話になります(涙)行く前に係りのおじさんにも念押しされましたし(爆)その時点の時間が14時過ぎなのでギリギリ。。。まいったなぁ。。。しかしいざとなればガタガタやってリム傷めてもまあ乗って帰ろうかと。。。

しかし本当にいつもは片道2時間は走るので今日は幸いでした。
そんなこんなで何台もロード愛好家達が通リ過ぎて行きました。。。



それで後ろから”どうされたんですか?”という声。。。おおっ!天の恵み。。。
”いやあごらんの通りどうやらパンクみたいです”と私。。。
相手は30歳ちょっと回った感じの人の良さそうなちょっとシャイな好青年。。。
”私も1年になりますがいままでに何度もパンクしたことがあるんですよ”と好青年。
彼のカーボンの軽量式の空気入れで一回空気を入れてしばらく様子を見るとやっぱり抜けてきている。。。”今日は急ぎでもないしチューブも持っているのでお付き合いしますよ”ってなんて優しい。。。思わず頬ずりしたくなりまちた(笑)で工具(といってもヘラ2枚)とチューブと軽量(カーボン製)の空気入れだけ。それで今後のこともあるのでしょう。彼はやり方だけを教えてくれて後は私に全部やらせるのです。私も始めてでしたし何しろやったことがないのでとても勉強になりました。後輪を一番小さいギア(トップギアに落として)後輪を脱着して空気を完全に抜いてヘラ2枚を使って外のタイヤをはずすだけ。。。車のタイヤ交換と要領は一緒です。小さくて人力でできるだけ。。。そしてチューブを出して(抜こうとすると)いやいやどこが問題箇所か突き止めないとと言われもう一度空気を入れました。ありました。しっかり金属片が刺さっていました。


それでチューブを抜いて交換して。。。しかし交換で入れるときにもコツがあって。。。。いろいろ丁寧に教えていただきました。このタイプは着脱をきちんとしないと中で噛んでしまってそれだけでもパンクする可能性が高いとの事です。聞けば彼は1年で5,6回自分で交換して最初の頃は交換してその時にもやり方が悪くてパンクさせてしまったことがあるそうです。

う〜ん、失敗学ではないですが流石経験者は違う。。。

そうこうして無事に交換が終わり組み立てもいろいろと指導してくれて。。。無事に車まで余裕で辿りつきました。同好の士というのはとても素敵ですね。しかも深い愛情がある。。。聞けば私の一つとなりの駅だと。。。お名前もお聞きしました。とても感謝しておりますNさん、ありがとうございました。またお会いしましょう♪私もこれからはきちんと工具とスペアを用意して(最近増えてきたので)初心者の困っている方を見たら是非助けてあげようと。。。

それが先達の務め。。。。仕事もそうですよね。それが存在価値。。。

まあコンピュータをやっていてこれは機械モノなので必ず壊れるのでHigh Availability(高可用性)を追求したら2つ以上持つことと同じですよね。人間の臓器もそうですがなかには1つが壊れて終わりもあります。
百回に1回壊れるものでも予備を持っていれば確率的には掛け算なので使えない確率は1万分の1になる。。。ってこんな簡単な事が自分の人生では確立していない(涙)

自分の人生。。。Single Incomeしかない(涙)でも子供3人が働いてるぞ。。。って関係ないか。。。
さてさてそんなこんなで今日はあんまり乗れなくて物足りなかったので明日も乗ろうと車にチャリを乗せっぱなしにしました。それで駐車場に置いてけぼりにしたドラムのスタンドのハードケース。。。去年の4月のライブより積みっぱなしにしていましたがこれも重量増で省資源化の折、悪ですよね。

これをエレベータのない最上階の5階までえっちらおっちら。。。しかし重い。。。詰め込みすぎだぁ。。。(爆)丈夫なベルト2本を持って上がっていたら3階くらいの踊り場で両方のベルトが同時に切れてそのままドスンと落ちました。足の上ではなかったから良かったものの多分30kgはあるのではないでしょうか。。。
横引っ張りには強いハズのベルトが同時に。。。これは2本あってもダメじゃん!!というか多分気がつかないだけでもうスリ切れて(同じところばかり当たっているので)切れやすくなっているのでしょうね)いわゆる寿命ってヤツですか(笑)

しかしフェールセーフじゃない人生送っているなあ(爆)もし片道100km走ってパンクしてキャスターが足の指の上に落ちたらどうなったんだろう。。。

まあ良く言われるハインリッヒの法則ですよね。。。
1つの大事故の後ろに29件のカスリ傷がありその後ろに300件のヒヤリ・ハットが存在するという。。。結構300件使い果たしているんですけど(激爆)あああぁぁぁ