番外編-天神の夜

博多、磯○の2日目もとってもFancyでした。

6時過ぎに行くとカウンターに席が二つ予約されていて。コの字型の大きなオープンの厨房の真正面で店長の仕事場のまん前です。良く見えました。そして隣は店長の仲の良い友人を誘っているとのこと。。。でいろいろ見ると店長以外は若い男の子と女の子が沢山いて。。。男の子はおきまりの手ぬぐいを頭に巻いています。で彼らの動きは少々便りなく無駄が多くあんまりプロフェッショナルではないのですが、それをポイントポイントで店長が見ていてそこはきちんと流れています。勿論70席はあるでしょうからいくら店長だけが一人いくら頑張っても物理的には無理です。ですのでこれがマネジメントだなあと感心しましたし大変勉強になりました。

結局店長の友人は忙しくて待ち人来たらずでしたがなかなか楽しめました。

刺身の盛り合わせは2人前2800円で70cmX25cmくらいの細長い皿に真横に8品くらい盛ってありそれをレクチャー受けてスタッフが一生懸命一品一品を説明しています。ここの盛りが店長の領分です。

そうして見ているとこれがバンバン注文されて。。。他も見ると客単価は高そうなのですがみんな嬉しそうに楽しそうにしています。

そうこうしているといきなり小っちゃい湯呑みに入った半熟卵と茶そばのプレゼント。。。それと刺身を切りながら半端があると私の器に乗せてくれるのです。

今日は昨日の稀な焼酎がいきなりプレゼントで出てきました。

でこれは私だけでなく食事も後半になったお客様にサプライズでやっているのです。お客様の状況に合わせたプレゼントをしています。特にカップルは男性を持ち上げるように店長と仲良しというブランドを最大限に利用しています。その場その場は不公平なのですが特にカウンターのお客様にはさりげなくこっそりやっています。

でもしょっちゃってるかもしれませんが店長からは愛情を感じました(爆)また私から見られているのが嬉しいのでしょうね。ずっと照れながらやってました。

でもこんな経済状況下、繁盛している理由が良く判りました。

料理は「素材」「調理の腕」「器と盛り付け」「全体の雰囲気」なんでしょうね。これが揃うと本当にHappyになれます。私もとても幸せな気分になって店長に見送られて店を出ました。

仕事を終わって一杯やって20時半の最終の飛行機で東京に帰るビジネスマンも多いそうです。


で嬉しくなって散策して。。。天神の小さなバーに入りました。まだ9時前なので私が最初のお客です。いらっしゃいませ♪と出てきたオーナーは某有名アパレルを退社してこの店を始めて10年の私より2つ年下の未婚の美人のママさんでした。。。お付き合いはするのですが長続きがしないんだそうです。わかるわかる。。。

う〜む、博多で働きたい。。。


この話はつづきません(爆)