全日空の奢り

過去日本企業で存在感を逆転させた少ない企業の一つだと思っていました。アサヒビールとか親会社を抜いた富士通とか。。。今はすっかり成果主義の反動でダメですが。

しかし全日空JALの後を追っているようです。

背面飛行なんて普通考えられません。
頻繁なシステムトラブル、従業員のスト、重大事故一歩手前の事象。何かタガがハズれている感じがします。ハインリヒですよね。

社長交代の影響もあるのでしょうか?最初に社長を見た時にこういうクリーンな大企業のトップに似つかわしくないような雰囲気だなあと思いました。オーラがないというか会社の顔になっていない感じがしました。内情は外野の私には分かりませんがちょっと乗るのは控えようと思っています。ってか乗る用事もないですが。。。

大きい企業なのですぐに潰れることはないと思いますが企業って本当に浮き沈みしながら存続しますよね。

いろいろ借金があっても大企業は(倒産しない限り)中の人間は変われどなんとか生きながらえますのでキャッシュフローさえなんとかなれば生き延びます。

それでも民間なので借金はいつか返さなくてはなりません。

国は監督するところがありません。ずっと生き続けているので借金も金利さえ返していれば元本が膨らんでもお咎めするところがありません。借金だらけになって。。。

そのツケは後ろに後ろにどんどん積み上げられてとんでもないことになっています。責任を果たさなくて良いのですから腐るのは当たり前ですよね。

弱小零細はオーナーの年齢とともに(事業継承が上手くいかない限り)寿命が訪れます。大手でもダイエーや西武みたいになるところがありますので晩節は大事ですよね。

全日空にはJALの様に社内改革しようとすると「それは航空安全面に影響が出るので止めた方が良い」と中で握り潰すことのないように自助努力を期待します。

というか最近はJALの方が好感が持てます。乗る機会があれば今度はJALにしよう。使っていないマイレージもあるので。。。