なぜ今PCオーディオでハイレゾが旬なの?
今日は真面目にオーディオの事、書いちゃおうかなっ!(笑)
最近PCオーディオ、デジタルオーディオ、ネットワークオーディオ、ハイレゾなんて言っていますがこれはなんのこっちゃ?と思うでしょ!
少し頭の整理を兼ねて書いてみますね。出来る限り分かり易く書いたので少し長くなるけど読んでね。。。
昔のレコードの時代はアナログでLPレコードなどをナガオカなどのダイヤモンド針で拾ってそのままアナログで増幅してアナログのスピーカーで聴いていました。古き良き時代ですよね♪
で1980年くらいにCDコンパクトディスクが出てきて。。。これはデジタルですね。音を16ビット、サンプリングレートが44.1KHzで規定されてリニアPCMというデジタル方式で録音しています。とても使い勝手が良くてあっという間に広がりました。
ところが技術が進んでもっと高品質という要望がありSACDスーパーオーディオCDという規格も出されましたしDVDオーディオというものも出ましたが主にハードの普及と音楽ソフトの欠如の問題であんまり普及しませんでした。
そんなこんなで時代は移り替わり2004年くらいからiTunes(Music)ストアが出始めて世の中はソフトはフリーかいくばくかのお金を払ってダウンロードするものというスタイルに徐々に変わって行きました。
iPodやiPhone、その他アンドロイド端末やタブレットなどで簡単に音楽は持ち歩ける存在になりました。
CDでさえ少し面倒というか嵩張るようになってしまいました(笑)
そんな中スーパーオーディオCDやDVDオーディオなどの録音方式を利用してダウンロードでも最高品質の音を楽しもうとする動きがハイレゾオーディオやPCオーディオなんです。
すなわち入口が一番高品質なのは既存のCDではなく昔の音源などをリマスタリングしたりハイレゾで新規に録音したCDクオリティ以上のものになります。
このCD品質以上のものは具体的には量子化ビット数24ビット、サンプリングレート96KHz以上のものと規定してハイレゾ(High-Resolution)と呼んでいます。
既存のCDにはないので入手はもっぱらダウンロードです。
今日現在アップルのiTunesやiPhoneは対応していないのでもっぱらそれ以外のダウンロードサイトからになります。
そうするとダウンロードするのに一番適した環境はPCになります。インターネットを利用するからです。
ですので入口としての入力ソースはPCからダウンロードしたハイレゾ音源が一番ということになりPCオーディオが一番音が良い訳です。
デジタルは音が劣化しないので高いPCとか安いPCとかは関係ありません。
ですがPCの中のスピーカーやPCの中のDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)はあまり性能が良くないのでそこに高品質のオーディオ機器を接続する必要性が生じます。
これを家庭内でLANでネットワークで繋いだものをネットワークオーディオと呼んで一部のマニアでは普及しております。
これはコンピューターとまったく同じなのですがここは省略しますね。でも基本的にクライアントサーバーシステムになります。
ネットワークまで組まなくても高品質のPCのハイレゾ音源を外部スピーカーから出すにはまずはデジタルからアナログに変換する必要があります。
これはUSB経由で行いますのでUSBDACという機器が必要になります。これもハイレゾ音源を聴こうとするならば24ビット、96KHz以上のものが必要になります。そしてアンプがありスピーカーがありという図式になります。
デジタル音源は必ずアナログに復調するDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)が必要になります。
人間の耳は20Hzから20KHzが可聴帯域なので倍音を入れても44.1KHzのCDで十分なのですがそれ以上の部分も音の広がりとして求められているのです。聴こえるかどうかは定かではありませんが(笑)でも体全体や肌、産毛などで感じるのでしょうね。
弊社でももうしばらくしたら24ビット、192KHzのDAC内臓デジタルアンプのBluetooth付をあっという値段で出す予定です。たぶん価格破壊になると思います(笑)
お楽しみに〜(^O^)/