よくある船同士の衝突-船乗りはみんな思っています。(船の衝突)

こんにちは。乗り物や運転(操縦)が大好きなおじさんは事故を見て学ぶことも多いです。昨日も神戸で船が3隻衝突し一隻沈没していますね。

90年に26フィートのガソリン一基がけ、2000年に30フィートのガソリン2基がけ(これはめちゃめちゃ速かったがめちゃめちゃ燃料代がかかったGPS読みで40出ました)で今は仲間と26のヨットに乗っています。(経済的でノンビリ)でちょっとトピックが古いですがこれもBBSに上げていたので。。。今日の週刊新潮に悪いのはイージスだけでないと漁協関係者という見出しがありますが。。。まだ読んでいませんが。。。漁船はかなり荒っぽいです。(全員が全員では勿論ありませんがプレジャーに対しては傍若無人です)また漁船は回避しようにも後ろで網引いていたりするので要は近づかないのが一番安全です。

(2月20日付け)どもども。。。今回のイージス艦と漁船の件はコメントはよそうと思っていたのですが
あまりにも報道や流れがお間抜けなので。。。一介の小舟乗りの戯言で。。。
イージス艦悪しや自衛隊たるんでいるとか一方的に言われているので一言あくまで個人の見解です。。。今回も長くなってしまった。メンゴ。。。

今回は意地の張り合いでイージスも漁船もどっちもどっちだと思っています。
新聞で漁船側が見張り(イージス)が不十分と言っていますが何だろ〜?おまえら。。。という感じです。

海上衝突予防法は確かにありますが現実には同じ大きさの船同士の話です。
実際は漁船やプレジャーが自ら回避しなければ大型タンカーや駆逐艦は回避できません。
で本当に大船がいちいちやっていたら海の合理性が保たれません。

逆に言えば大きいものが偉い的で彼らも回避行動なんてあんまり考えていません。
しかも大きければ大きいほどその傾向は強いです。海上自衛隊のパレードなんてその最たるものです。(爆)あの大きさが20艇くらい続いて走るのです。
小さい船は牛にまとわりつくハエや蚊のような存在です。勝手にしろという感じです。

猟師の船は実はかなり速く場合によっては40ノットくらい出ます。でも大半が30ノット前後が海ではマックスでしょうね。

で大型タンカーは10数ノットで走っています。でもこのイージスはその本来目的から
45000馬力以上もありMAX31ノットだそうです。通常でも25ノット近辺で走っていればあの大きさから言って化け物です。あの塊が20以上で走るのはとても信じられません。

通常の35フィートくらい長さのある速いプレジャーでも速そうに見えて実際には海では20ノットちょっとで走っているのです。20ノット=20X1.852=時速40km/h弱、でも海ではこれで十分に速いのです。

で漁船は船団で5艇くらいいたというし、大型艦もどちらもかなり遠くからお互いを確認できていたハズです。
イージス艦は(漁船は)勝手に避けるだろうと。。。で漁船は30年以上の海の男のメンツやプライドがあるのでなんとか前を突っ切ってやろうと。。。ところが真っ暗闇の中で自分が経験したことのない速さで(同じくらいの速さ)巨艦が走っていたのです。。。一艇は前をかろうじて横切りましたが。。。

昼間であれば周りの景色との差でどれくらい速いか判ったのでしょうが夜は比べるものがなく灯りだけ。。。
でも相手の灯りの角度が時間とともに変わっていれば速度が(自船に比べて)速いか遅いか横切れるかぶつかるかは簡単に判断つくのですが。。。(平常心であれば)

漁船なんて小回りも効くのでぶつかる手前で全力後進すれば止まりますし遠ざかります。
また少し手前で舵を左に切れば余裕で150mの船体は通りすぎます。右に切ったのなら
そのまま切り続けて遠ざかれば良いだけだったのです。つまりただの無謀なのです。
船長150mなんて陸では巨大ですが海では大したことのない大きさです。

意地張って前を横切ろう(横切れる)とした判断ミスと相手が最新鋭の馬力を持っていて同じくらいのスピードという不運の重なり。。。
人為的なヒューマンエラーだけです。後ろを通れば済んだだけの話だと思います。

法律的にはイージスが分が悪いですし補償金もかなり出るでしょうが生きていれば
新しい船で楽しい生活ですが死んでしまってはどうにもなりません。


危ないところには近寄らないことなのです。ことわざ通り。。。

でも人間は自分が歩行者とチャリと普通車とスポーツカーで立場が違えば
判断基準も異なるので弱い存在だと思います。

ゆっくりが一番だと最近とみに思います。byフェールセーフが壊れかけている小舟のサトちゃん
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