愛犬(愛猫)のいる生活とロストシンドローム

今家には5歳になるコーギーの女の子(おばさん?)がいます。
もう家族と同様で自分を人間の娘だと信じており人間と同じものを食べて布団に寝ています。仰向けに寝たりするのですよ。(信じられない!)またよその犬にはまったく興味がなく人間の若い男の子が大好きです。あと制服フェチです。

12年くらい前のペットを飼う前の事です。部下がやってきて「犬が死んで母親が気が狂いそうなので心配で休みをください」と言ってきました。私は一瞬「はぁ?」と答えたものですが今となってはおかあさんの気持ちもその彼女の気持ちもよーくわかります。

犬はまったく家族の一員です。ですので家族が亡くなると当然大きな深い悲しみと精神的なストレスに包まれます。それくらい気持ちの絆が強いということなのですね。

アメリカでは進んだ会社ではこういうケースの時はペットが亡くなったと申請すれば一日余分に有給休暇を取れる会社もありますしドッグの日(Doggie Day)と言って職場に連れて行くのを許されたり動物愛護協会と連携してさまざまな催しが全米規模で開催されています。

日本でも例のアイフルのコマーシャル以来ペットブームが来てもう6,7年くらい経つでしょうか。。。我が家もその頃にやってきました。犬の寿命は犬種にもよるでしょうが10年から15年くらいですので団塊の世代ではないですが今回のペットブームのワンちゃんたちももうしばらくしたらそういう時期を迎えます。とても残念で悲しい事ですが。。。

周りにもそういう方たちが沢山いらっしゃいます。彼らはロストシンドロームで一時的に相当落ち込みます。でも1ヶ月くらいもすると同じ犬種で同じ名前を付けた子犬を飼って立ち直るケースが多いようです。(人間が高齢で動けない場合を除いて)

アメリカに剥製にするビジネスや近年では凍結乾燥するものやクローン猫、犬などのビジネスもあるようです。日本は火葬のしきたりがあるのでそこも文化の違いでしょうか。。。

私も飼いはじめた頃は精神的に落ち込んでいて犬には相当癒されましたし立ち直れました。また最近は晩婚化が進んで一人暮らしの寂しさを癒してくれたり、子供ができない、もしくは経済的やなんらかの理由で子供を意図的に作らない夫婦も飼っています。つまりペットはもう人間の子供とまったく同じなのですね。同じようにペット先進国のアメリカでは人間にあるものならなんでもペットに適応できるとしていろいろなサービスがあります。総合ヘヤケア製品会社のペットシャンプーなどは「人間でテスト済み、だから安心!」ってコピーで。。。おいおいちょっと違うのでは(笑)医療や保険はもとより果ては整形手術まであります(笑)まあすごいですね。。。


子供達も大きくなってお父さんと遊んでくれなくなって、また奥さんも(女でなくなって)自由に一人生活を楽しむ中で昨日はヨットの話を書きましたが初老の男性は以前は子供達も来ていたのがだんだん来なくなって遊んでくれるのが犬しかいないので犬をヨットに連れてきたりします。(中には犬用のライジャケ着せて)私はこれを「老人と海」ではなくて「老人と海と犬」と呼んでいます。(爆)



まあ犬も自分の犬は可愛いですよね。よそ様のワンちゃんも勿論可愛いですが愛情が違います。逆に言えばバカな子ほど可愛いといいますし親が可愛がってあげなければ誰が可愛がるのか?という感じです。(笑)
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