高齢者の運転と免許返上

昨日もスーパーに高齢者の運転の車が突っ込んだという悲しい事件がありました。

今朝もポール・ニューマンが死去したというニュースがありました。彼は俳優業の傍ら、経営者としてもレーサーとしても他にもいろいろな顔を持ってましたよね。。。
70過ぎても最高齢でレース参戦ってニュースで流していました。そうだったのですね。人格的にも素晴らしく尊敬を集めていた人でしたが、死ぬときは死ぬんですね。ご冥福をお祈りいたします。

モータリーゼーションが発展していってしかも高齢社会になってという初めての体験をしているのですよね。。。全世界的にしかも先進国では特に。。。

日本だけでなくアメリカでもどこでも状況は同じだそうです。でも道の広さとかは少し違うでしょうが。。。運動能力が衰えた人たちが機械のパワーを得てひとつ間違えると凶器を(頼りない運転で)振り回しているには違いありません。

都市部はともかくとして地方や特にアメリカは車社会で車がないとどこにも行けませんので免許がなくなるのは足が無くなる事を意味して、それはその先は前向きな生活や行動や果ては確実な死を意味しているのかもしれません。

ですのでライセンス返上には皆さんものすごく抵抗するのだそうです。

実家の父親ももうすぐ80になり体は大丈夫なのですが首を動かすのに時間がかかります。そうすると細かい話ですがT字路の交差点で右見て左見て確認して行こうと思ったらもう右から車が来ていて危なかったというのが何回かあります。

逆に言うと交差点でまず出てこないだろうと思っていたらいきなり出てきたり、カーブを曲がりきれずに膨らんで正面衝突をする車が今後は増えてくるということを意味します。これはもう自分だけが気を付けると言うよりまあスピードを出さない、それとしずくマークの車やそれらしい車は注意して対処するという部分しかないですね。車間を取っていついかなるときも対処できる準備を・・・



こういう父は代替の足を考えなくてはならないですね。。。母親は50近くになって頑張って初めて免許を取ったのですが一番最初の車庫入れでドアをゴリゴリやってそれっきりのペーパーになってしまって。。。でも父も夜だけは絶対に運転はしなくなりました。。。

難しい問題ですよね。。。