経験値はスゴい

2つ下のエントリでエンジン不調って書きました。
どうもこれから季節全開の時に気が重い。。。それでちょっと今月は手仕舞いモードで仕事も忙しくないので(来月からは新しいプロジェクトでテンテコマイ)今日も夕方にマリーナに寄ってみました。

そうすると何やら人だかりが。。。おおっ!火事場見物で。。。
で見ると船が沈んでいました。雨は一昨日までで快晴なのに。。。お昼まで浮いていたそうです。でおじさんや漁協の人やコーストガードの人やら総勢10人くらい。。。いやあ結構みんななんとか集まるのですね(自分も暇だけど)
多分少しづつ水が船底に溜まっていて水位が下がっていてそこに引き波で傾いた時に一気に水が移動して配水管や穴のあるところからドッと入ったんだろうって。。。怖い怖い。。。引き上げは100万円くらいかかるそうですがこれは保険でなんとか。。。

タオルとか軍手とかをデッキに置いておくとそれで排水路を塞いで沈するそうです。また枯葉もそうだそうです。

でも持ち主は居らずで。。。一応引き上げを試みましたが足場が悪いので断念。。。というのともうエンジンは駄目で廃船間近なので皆Motivationが上がらない(笑)
ある程度まで持ち上げられれば電動のビルジポンプで水を汲み出せば浮かびあがります。私も過去に友人のパワーボートの引き上げを手伝った事があります。河川係留だったので底が浅かったので。。。でも内装も全て駄目で廃船になりましたが。。。

でもそうこうしているうちに地元のおじさん達の井戸端会議が始まりました。おばさんに負けず劣らず活発で楽しい。。。実にいろいろなローカルな話題を知っています。この船は過去どうだったか、事故だとか最近来ているとか、魚が連れたとか、ゲストがこうだったとか、売りに出ているけど売れないとか(笑)実にみんな良く見ているのですね。怖い怖い。ケバいおねえちゃんなんて連れてこれない。。。って絶対来ないけど(爆)

写真を載せますが多分特定は出来ないと思いますが差し障りがあれば消去するかもしれません。舫ロープだけで沈するのを頑張っていたので一応船底に2本沈まないようにロープを渡しました。


で終わって1人ヨットの方と話をするとその方も1GM電蝕で駄目になりまた1GMに載せ換えて良く知っていらっしゃる。。。そして下記の症状を説明すると。。。
「内部を点検して異常がないのならば、後は海水の取り入れ口の詰まりだけだよ。もう温かくなってきたので貝が付着しているんだよ」っていとも簡単に。。。

「セイルドライブはレース用の上架用のエンジンだから係留だと詰まるんだ」よって。
「じゃあ上架してここを掃除しないと駄目ですね」と私。。。

「いやいやヨットのマストからハリヤード(ロープ)が出ているよね。これを横のクリートに結わえてウインチで引いて船を傾けるとプロペラとか出てくるのでそこをデッキブラシでコスると大丈夫だよ!良くやっているよ」との事でした。いやあすごい知恵だなあ。。。早速この週末にやってみます。

しかし私のはレース艇でマストが細いので折らない様に注意します。
一折り70万円ですから(爆)って冗談にならないカモ(不安)