ヨットのキールが海底に刺さりました(涙)-涙の木更津物語(復路編)

うちのメンバーからオレらの写真がないじゃんって聞こえてきそうですが。。。
おじさん、自艇では写真撮る余裕がないのよん(爆)
ちょっとりゅうさんから拝借しまつ♪

これが前日の行活き活き亭

そしてこれが船上宴会、すうちゃん、まゆちゃん、めっちょ、私のサトカズ号メンバーもしっかり写っています♪

4人でぐっすりザコ寝状態で。。。良く寝れたなあ。。。でも起きると風が強い強い。。。南なのでまあ無理せず追い風なのでジブをスピンのようにトリムしてメインは上げずに帆走かな♪

で7時半に木更津港を仲良く2艇で出航となりました。しかし甲板の煤煙はスゴかったなあ。。。これはお隣の新日鉄君津製鉄所のススなんですね。お隣は税金が入るけど木更津は堪ったもんじゃないなあ。はい。実はここは退職した親父が勤めていたとこで私は小学校5年生の時に八幡から転校してまいりました。ってそんなこたーどーでも良く。。。

木更津の防波堤を右に曲がり一直線にアクアラインの一番大きい橋脚の下をくぐるべく帆走で。。。もうメロウちゃんたちは機帆走なのでずっと先を行っています。舵持ちはまゆちゃんで。。。今日は若潮替わりの中潮で干潮が朝の8時27分。一番干潮の時ですね。そうして右手に竜宮城を見ていたらいきなりドカンとブレーキがかかり船が止まってしまいました。驚きましたね。キールが海底に刺さったのです。それで波が高いのでガツンガツンと刺さっています。まあ下は砂地ですがキールは折れるのではないかと思うくらいの衝撃がありました。でもビルジ溜まりからは水は出ていないようです。

甘かったですね。一応海図では5m範囲の外を通っていたつもりですが。こんなに浅いのですね。まあ波が高いので落ちたときの水深はあてにならないのですね。その瞬間頭がぐるぐる回り最悪脱出できなくて波を受けて横転、人間は投げ出され水が入り沈没あるいはキールが折れてそこから浸水して沈没、まあここだとボートは来れるので海事かマリンBanに連絡で掴まっていられれば。。。でも明日の三面記事に乗るかなと。。。「無謀で未熟な中高年ヨットマン座礁するって(苦笑)」とぐるぐる考えながら取り合えず船外機。。。もう足はびしょびしょですがそんなのは関係なく。。。おおっ無事にかかりました。もうメロウちゃんたちはとっくに先に行ってます。

もう一個のエンジンは昨日死んで動かないので。。。しかし船のマージンが(涙)。。。
で沖出しするも波が大きくドカンドカンとやりながら格闘すること約10分、あまりスピードを出しすぎると縦と横の衝撃でダメージが大きいので、ゆっくりと。。。
幸運だったのは干潮なのでこれから潮が満ちて安全側に働くことと、風が南なので沖出しするのに直角で岸に流される方向には働かなかったことですね。

それでも30回以上は打ちつけられたでしょうか。。。完全に脱出できるまで生きた心地がしませんでした。。。盤州沖というんですね。良く船が座礁しております。この間も仲間のマリーナのビギナーさんが乗り上げてパニックになりドライブをチルトもせずにバックをフルスロットルで入れてMarcのドライブが折れ浸水沈没し、海事のヘリにフライブリッジだけ残って3人全部吊り上げられたという事故がありました。その日が進水式で保険に入っていなかったそうです。引き上げ、曳航、廃船の費用も仲間の話では500万近くかかるでしょうし船のローンも残ったかもしれません。初日なのに。。。

甘かったですね。後でるみちゃんに聞くとここは橋脚ではなく海ほたるの左側を狙うのだそうです。いやいやボートの感覚だと全然OKなのですがねえ。。。ヨットは違います。ってメロウちゃんたちと同じコースなのに???まあ彼らはモーターセーラーなのでキールの長さや形状が違うのですって言い訳をしない!

その後は快適にサーフィン状態で数人少し船酔いしながらも無事船橋に戻りました。
でいつもの様に宴会宴会♪お隣のスズキさんと松ちゃんとエリちゃんも合流して大宴会。。。早かったですね。行きは7時間、帰りは4時間。。。

そして昨日は仕事のハズのケロケロちゃんも(笑)エンジンを治しにきてくれました。無事に治り他も手を入れてもらって感謝感謝です。前から一度エア抜きを試してみたかったのでとても勉強になりました♪そうして楽しかった宴も終わりポツリと。。。


とても綺麗な夕日でした。。。しかし後編は写真がないなあ(爆)次回上架した時にはkerokeroちゃんから言われた通りクラックが入っていないか念入りに調べてみます。