写実絵画美術館に行ってきました

今日は天気も良いし女房と二人で千葉県の土気にあるホキ美術館に行ってきました。
ここは館長の保木将夫氏が収集した日本の現代写実絵画300点を中心に2010年の11月3日にオープンしたばかりの日本初の写実絵画美術館なのです。

数日前にNHKで紹介されたので早速行ってみることに。。。土気というと千葉リーヒルズのあるところですね(笑)ここの昭和の森に隣接した敷地に建てられています。

美術館の建築自体もとても斬新で未来的でした。

地上一階、地下2階で細長い回廊で天然の採光と意図的な騙し絵的な仕組みやLEDやハロゲンをふんだんに使って。天井に埋め込んだまん丸LEDでレールがなくすっきりしています。明るい回廊、地下で黒一色の回廊などいろいろな性格を持ちます。

とてもシュールな建物なのです。あすみが丘の住宅地の中にあります。これは片持ちになっていて途中まで画廊になっているのです。2009年スペインで開かれた建築祭でFuture部門の最終まで残ったそうです。日建設計が担当しています。

それで写実絵画というのは絵でありながら本当に現実の事象に近く描かれていて写真みたいなものなんです。1枚1枚にとてつもなく時間をかけて。。。サイズもとても大きい2mX5mくらいのものもあります。

ここに森本草介氏、野田弘志氏、中山忠彦氏などの巨匠の作品をはじめ若手の作品が40名以上ゆったりと並べられています。

作品は風景画、人物画、植物、果物、動物などなど多岐に渡っています。死者の絵もありました、

館内は写真禁止なのでポストカードを購入しました。お客様は平日にも関わらず結構いました。テレビの影響かな?


私は島村信之氏の女性像が好きでした。勿論ヌードもありますが白い肌の中の青い静脈血管や指のシワ、唇のシワ、髪の毛の一本一本までも書かれていてまったく本物と見まがうほどです。それでも作家によって描写が違います。

女房は藤原秀一氏の猫とひまわりが。。。この目に迫力がありひまわりも細部が素晴らしいのです。

この他にも素晴らしい作品がたくさんありました。写実絵画ってスゴイですね。モデルをずっとそのままポーズを付けさせる訳にもいかないので写真に一旦は撮るのでしょうか?とてもブログやこんなポスターで堪能できるものではありませんのでご興味のある方は是非どうぞ♪



最初はお上りさんよろしくチバリーヒルズを探したのですが腹が減ったので平日お昼ビッグマック限定200円に釣られてマックに来てしまいました(爆)

ぢつは音楽も好きですが美術はもっと大好きで工業デザイナーになりたかったのです。綺麗な線が大好きでだから今だにHなんだと思いまふ♪

P.S.館長さんはおやじと同じ歳でホギメディカルなどの創立者だったんですね。

ホキ美術館  http://www.hoki-museum.jp/